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A｢わん、つ、すりー、、そこもっと手を挙げて！｣
ミシェル｢はいっ！｣
明日の試合に備え、最後の演技確認
ミシェルは素直ですぐ言うことを聞くためどんどん成長していく。
ミシェル｢ねぇ、母さん。｣
ミシェルは1回手を止めて汗を拭きながら話しかけてきた
A｢ん？｣
ミシェル｢…この試合優勝したら、フランスに行ってもいい？｣
A｢フランス？？なんでまた…｣
ミシェル｢会いたい人がいるんだ。｣
ミシェルは1人でフランスに行きたいという。
だが、さすがに1人で海外は危険すぎるので、私がついていくことで許可をした。
A｢誰に会いたいの？｣
ミシェル｢『エトワール ドロテ・ジルベール』｣
ドロテ・ジルベールはフランスを代表するバレリーナだ。
シングルマザーで女の子を育てているらしい
ミシェルのバレエ演技をもっと磨くのなら、私よりは彼女の方がいいだろう。
A｢わかった。彼女と連絡をとってみるわ。｣
ミシェル｢え、知り合いなの？｣
A｢ちょっと、ね｣
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作者名：たんこぶ
| 作成日時：2019年1月30日 21時
