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23話 ページ24





リリア「アナタは天才です。練習しなくても勝てる。でも、それで本当に嬉しいのですか?」


嬉しいよ、だって、1位なんだもん

でも、

A「何のために、滑ってるのかわからなくて、、悲しい。」


みんなは、目標をもって試合に挑んでる


1位になるって目標


でも、私は

A「私は、ずっと1位だった、何も目標はない。リリアが前にコーチしてくれてた時は、努力で優勝したんだって!思ってた...(悲笑)」

ある日、

A「1日だけサボった日があったの、その日、いっぱい買い物して、楽しかった!でもね、様子をみにリンクへ戻ったんだ。そしたら、今は諦めてもういないけど、3人女の子達が何か話してたの、」


女1『今日、Aサボってんだって!』

スケート場の入り口に入ろうとした時

一つの部屋から声が聞こえたんだ、

思わずその部屋の窓の前で立ち止まった

女2『だから、ヤコフあんなに怒こってたんだー』

その時はヤコフを怒らしちゃったなーなんてちょっと反省してた

でも、

女3『Aっていない方が良いよね!』

って聞こえたんだ

みんなも、そう思ったらしく同意してた

女1『いない方がリンクいっぱい使えるし!』

女2『そうそう!ヤコフも前より私達のこと見てくれるしね!』

女3『リリアさんとヤコフずっとAばっか見てたし!』

その時、私ひいきされてたんだって気づいたの

女2『Aがいなくなったら、いっぱい練習出来るよねー』

女1『ヤコフもウチらのこと見ててくれるし、次こそ優勝出来るんじゃない!』

女3『ありえるー!!』

私のせいでこの子達はヤコフにあまり教えてもらってない

私がいるせいで、優勝出来ない。

女2『このまま、ずっとサボってたら、私達チャンスあるよね!』

A「それから、あまり練習しなくなった。他の子達にもリンクを使わせてあげようって思ったの。リンクの横でずっとストレッチしてた。」

リリア「......」

リリアは静かに聞いてくれててる


A「私は、あまり練習しないまま大会に出た。もちろん優勝!でもね、その時2つの事に気づいたんだ。」

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作者名:たんこぶ | 作成日時:2017年3月31日 21時

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