【YOI】スケート界の女王

2話 ページ3

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『日本の新星三津 咲選手がPBを出し合計暫定1位になりました！ですがこの後世界王女のA･スティファーが残っております』




『 A･suthifwa』



名前が呼ばれる




ヤコフ「いつも通りにやってこい。」



私は頷き、リンクの真ん中にむかった


私がリンクに立つだけでもの凄い歓声が起こる



私は真ん中で始めのボーズをとると周りは静かになった





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曲が流れ始める




『今シーズンの曲は"天にきらめく星"

ジュニア最後のフリーでどのような演技を見せてくれるのでしょうか。』




最初は彼と会った時の話


彼に会うまでは星など見たことがなかった


始めは３回転ループ




『決まったー！！A選手は後半に難易度なジャンプを入れています』




そして、彼にお願いして、空を見せてもらった

その時の感動を身体で表す




『後半になってきました！四回転決まったーーーー！！！！！！
コンビネーションも成功です！』




でも、空を見ていたことが母にバレてしまった


それから彼とは会えなくなってしまった




『三回転フリップ！3回転トーループ！！全てのジャンプが決まったーー！！！』




でも、彼は言ってた。僕達は空で繋がっているからねって



それから私は壁に書いてある星の絵を毎日眺めた。


最後のスピンをしてポーズを決める




『おーー！ノーミスで滑りきりました！四回転も入れてきました！！これで女子スケート界で初めてジュニア･シニア合わせて四回転を成功させました！！』




A「ふーーー」

ヤコフ「良くやったな」

ヤコフと2人でキスクラに着く




『結果が出ました！FPは158.86！！合計は238.97！！！ジュニア最後にしてシニアともに歴代最高記録を更新しました！！』



ヤコフ「よしっ！！良くやったな！！！」


とゴシゴシ頭を撫でられる


A「もー、髪の毛ボサボサなるじゃん」


ヤコフ「ワッハッハー！」





最後のジュニアは金メダルで幕を閉じた




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