探しています【鬼滅の刃】弐

漆拾捌の型 ページ28

あれから、数日がたった。


炭治郎「A！」

炭治郎が姉さん呼びから名前呼びになった。


なんで…？？？？？


炭治郎「俺はもう出るよ。」

『うん。また…会えるまできっと生きていようね。』


いつ鬼舞辻が動き出すか分からない。


いつ死んでしまうか分からない。



明日には死んでるかも知れない。



未來なんて、ないかも知れない。


だけど…


『約束だからね。』

炭治郎「あぁ。」


私たちは約束する。


少しの希望と一緒に。





その日の数日後

私は不死川さんに会いに行った。








.







.







『不死川さん。お話…しましょう。』


不死川「帰れ。」


ほら。貴方はそうやってすぐ私を突き放すの。




でも…今回は折れないよ。



だって、貴方は嘘をついてる。


不死川さんは、私と目を合わせて話さない。


すぐに逃げる。


それに…嫌いなら殴れば良いじゃない。



でもそうしないのは、貴方が嘘をついてるから。


『私は！貴方といて…貴方を傷つけた。』


『でも私は貴方の側にいたい！』



『大切な仲間だから…』



っ…。


やっと…目を会わせた…。



不死川「お前は…俺を傷つけてなんかねェよ。」

『ぇ…？』


不死川「俺と居たらお前が傷つく。
俺はお前と居てもいい人間じゃない。」


どうして…そんな事を言うの…。


『私は、貴方たちと仲直りするとき…心で思った。』


『傷つけられても、また裏切られても、信用されなくても、
無駄だったとしても、愚かな行動だとしても。』


『貴方達を信用しようと思った。』




だから…。



『別に傷つけられても平気だよ。』


不死川「っ…悪かったァ…」


『仲直り…出来た…？？？？？』


不死川「ふっ…まぁなァ…。」



その後…夕方までおはぎを一緒に食べて



屋敷に戻った。



だけど…




鴉「緊急召集！緊急召集！産屋敷邸襲撃！産屋敷邸襲撃！」


『ぇ…うそっ！！！』


蝶隼「早く行くよ！！！」

蝶隼も付いてきてくれてる。



早く…早く…急げ…



間に合うっ…
大丈夫…




だけど…




ﾄﾞﾝｯｯｯｯｯ



『はっ…？』



屋敷が爆発した。




『お館様ｧｧｱｱｱ！！！』


なんで…


なんで…



どうして私から…何もかも奪うの…


許さない。


許さない



鬼舞辻無惨…


お前を…



地獄におとしてやる




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
宇髄さんは５体満足なので


無限城でも戦います！



煉獄さんは待機です。

漆拾玖の型→←漆拾漆の型

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す