伍拾玖 ページ9
胡蝶「駄目です。そんなことを言っては!」
『っ…。』
胡蝶「煉獄さんが亡くなったのは、決して貴女のせいじゃありません。
煉獄さんが亡くなったのは、煉獄さんが最後まで剣士として
立派に戦いぬいた証です!」
胡蝶「それを簡単に否定してはいけません!」
そう言うしのぶさんの目には、涙がたまっていた。
宇髄「天音。お前は昔から色々溜め込みすぎる。」
宇髄「お子様はお気楽が一番だぞ‼」
むっ…。
『お子様じゃない!』
宇髄「おー。」
『…おとーさん。』
宇髄「ん?」
『ありがと。元気になったよ!』ニコッ
宇髄「ん。どういたしましてー。」
宇髄「(まだ…無理したまんまだな。)」
宇髄「そろそろ帰るか!」
…無理矢理連れてきたのはお父さんだよね!?
『おー。』
宇髄「んじゃ。胡蝶!じゃあな‼派手に帰るぜ‼」
胡蝶「“静かに”帰ってください。できるだけ“地味”に。」
『ふっ…。』
『だって!おとーさん!』
宇髄「嫌だね!ド派手に帰るぜ‼」
胡蝶「どの毒が良いですか?」
緑の液体に、紫、黒、青、…。
胡蝶「この毒がお勧めですよ!長時間苦しむので!」
宇髄「不本意だが地味に帰るぜ…。」
おとーさんもしのぶさんには弱いんだな…。
『はやく帰ろー。』
胡蝶「次会う時は元気で会いましょうね」
『はい!』
.
.
.
.
『う”ぅっ…あ”っいやだぁ”!』
煉獄さんが!
いやっ…!
死なないで…
やめて…。
____________
宇髄「くそっ!天音!起きろ‼」
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輝蝶 - この作品、前からずっと好きでした!更新頑張ってください。 (2020年8月11日 19時) (レス) id: ad33042d3f (このIDを非表示/違反報告)
田中さん - 続きを楽しみにしています。 (2020年8月8日 7時) (レス) id: 3517bae0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネア | 作成日時:2020年7月16日 17時