伍拾捌 ページ8
『それでね！この間食べた餡蜜がとっても美味しくて！』
『今度カナヲとも食べに行きたいの！』ニコッ
カナヲ「いいの？」
『当たり前でしょ！楽しみだね！』
カナヲ「うん！」
縁側で二人で話してた。
炭治郎「天音！カナヲ！」
『炭治郎！』
炭治郎が走ってきた。
炭治郎「二人ともどうしたんだ？」
『お話してたんだ！餡蜜のお話！』ニコッ
炭治郎「っ…。そうなんだな‼」
？
『そうなの！二人で食べに行くことになったんだよ！』
カナヲ「た、楽しみ。」
炭治郎「天音…ごめんな。」
？炭治郎どうしちゃったの？
『なにが…？』
炭治郎「煉獄さんのこと…」
『っ…やめてっ！』
それは聞きたくない！
まだ認めたくない！
炭治郎「天音！」
『嫌だっ…いやっ！』
私はうずくまって耳を塞いだ。
『何も言わないで！聞きたくない！』
カナヲ「そっ天音！」
炭治郎「し、しのぶさんを呼んでくるな‼」
炭治郎の走っていく音が聞こえる。
カナヲ「天音っ…大丈夫だから…」
『いやだ…っ…。』
『何も聞きたくない…。』
宇髄「天音！」
胡蝶「天音！」
二人の声が聞こえる…。
やめて…
近づかないで…
宇髄「天音っ…大丈夫かっ‼」
ぎゅっと抱き締めてくる。
『なんでもない！離して！』
宇髄「お前のせいじゃない！目を覚ませ！」
違う。
『私のせいっなのっ…。』
私がもっと早くその場に行ければ。
煉獄さんをしっかり守れれば。
鬼を殺すことが出来たら。
腕が震えたりなんかしなければ。
全部わたしのせい。
私が煉獄さんを殺した。
ﾊﾟﾁﾝｯ！
『ぇ…っ？』
しのぶさんが私の頬を叩いた。
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輝蝶 - この作品、前からずっと好きでした！更新頑張ってください。 (2020年8月11日 19時) (
レス) id: ad33042d3f (このIDを非表示/違反報告)
田中さん - 続きを楽しみにしています。 (2020年8月8日 7時) (レス) id: 3517bae0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネア | 作成日時：2020年7月16日 17時
