探しています【鬼滅の刃】

肆拾の型 ページ40

煉獄目線(無限列車)

鬼の殲滅を行う為に無限列車へ向かった。



新人隊士３人と作戦を立てる。


だが、凄まじい断末魔が響き、列車が横転しそうになった。


「なんだ！」

炭治郎「ｯｯ…この匂い‼姉さん！」

竈門少年が走って行ってしまった。



列車は、横転することなく揺れも収まった。




誰かがいる。


誰かが鬼の首を切った。



誰だ。



そのとき、鬼の気配があった。



「…上弦‼」

上弦の参だった。


「炎の呼吸＿＿＿＿＿＿＿＿。」

鬼「鬼になれ‼」

鬼になれと言ってくる。


なるわけないだろう。


鬼の拳が俺の鳩尾を狙う。



避けられない‼



『日の呼吸。壱の型。円舞。』


「…！？」

驚いた。


ずっと探していた。


謝りたかった。



俺の目の前で二人が話している。


…鬼の拳がAの腹を狙った。


とっさにかばった。


もう…失いたくなかった。



俺のせいで、Aが苦しむのは嫌なんだ。



Aを庇って死ねて、少しでも罪を償えるなら…




俺はそれで構わない



意識が遠退く。



二人が何か話しているが聞こえない。



意識が消える前…



俺の名前を呼んでくれたのは気のせいだろうか。




君は…いつのまにか俺のことを炎柱と呼ぶようになっていた。



再び…煉獄さんと呼んでくれた。





これは、俺が勝手に見てる都合のいい夢なのだろうか？


俺は、君に何か言ったときも、殴ったときも。


記憶がいつも曖昧なんだ。

自分の体が、自分のものではないような感覚になって。




気がつくと、いつもボロボロになっていた。









.








.









.









.









「…ここは。」



目が覚めた。


「兄上‼」


千寿郎？


千寿郎「良かったです！今胡蝶さんを呼んできます‼」


俺は。生きていたのか。



Aはどうなったのだろう。


あぁ、もう一度君に会いたい。



そして、謝りたい。



許してもらうためじゃない。


反省していることを態度に表す１歩なんだ。

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