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拾伍の型 ページ15

青葉「お姉ちゃん!今日も錆兎兄ちゃんの所にいくの?」


『うん!そうだよ!』


青葉「私も行きたい」


『えー!今日は隣の町に遊びに行く予定だから…また今度ね!』


青葉「分かった」


青葉の頭を撫でて、いつもみたいに兄ちゃんの家に行ったんだ。



でも、








『兄ちゃん…?』


兄ちゃんは、家を出る準備をしてたんだ。




錆兎「?…あぁ。Aか。ごめんな。俺は今日は遊べない。
いや、多分これからも会えない。」


なんで?


『どうしたの?おじさんは?』

錆兎「…化け物に食べられたんだ。俺は、その化け物を倒す為に訓練をする」



兄ちゃんは、おじさんの服を着ていた


『私も行く。。』

錆兎「何を言ってるんだ?お前はまだ小さいだろう。」

『小さくない!私は兄ちゃんについていく!』




錆兎「…はぁ。おじさんとおばさんが良いって言ったらな?」


『分かった』



お父さんもお母さんも、人助けが大好きだった。


だから、人を食べる鬼を殺す為に兄ちゃんと訓練しに行くと言うと



泣きながらも送り出してくれた。






錆兎「良かったのか?青葉とか。」


青葉は、私と離れると聞いてわがままを言っていた。



『大丈夫。青葉ももう大きいし。』


錆兎「ふっ。俺たちが今から行くのは、鱗滝と言う人の所だ。
そこには、真菰と言う女の子がいるらしい。お前と同い年ぐらいだったか?」

『真菰ちゃん…私、頑張る!おじさんの仇を一緒に打つから!』


錆兎「ありがとな!」


『ううん!なんでもないよ!このくらい!』ヘヘッ


ヨシヨシと私の頭を撫でる。


幸せだったんだ。



______________

『ぁ…寝てた。』

僕は、任務の帰りに藤の花の家に寄って泊まったんだった。



まだ夜みたいだ。



懐かしい夢だったなぁ。


兄ちゃんも、青葉も、お父さんもお母さんも。



誰もいないのに。





『ッ…。』


泣かないの!


上を見上げる。


涙がこぼれないように。


『どうして僕たちの大切な人は皆居なくなるんだろう。』


幼少期。僕たちを取り巻いていた人たちは。




全て奪われた。

『今思ったけどこの声…』






私は隣の部屋に行った。

夜なのにとても騒がしいから。



スッとふすまを開ける。

?「え?!だれ?!きれい!結婚してぇぇえええ!!」


な、何この子!

炭治郎「!姉さん!」


そうそう。炭治郎僕の事なぜか姉さんって呼ぶんだよね〜


っじゃなくて‼

『なんで炭治郎がいるの?』

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ネア(。∀ ゚)(プロフ) - ナナナさん» 不快な思いをさせて申し訳ありません。この作品はもうすぐ完結で変えようがないのでもし今後このような裏切りを書くときは気を付けます。 (2020年8月10日 21時) (レス) id: 0b6fab6fac (このIDを非表示/違反報告)
ナナナ(プロフ) - もう少し守り、表現の仕方に気をつけて欲しいと思います。これでは全員狂人のようです。少しだけ、耳を傾けてくだされば幸いです。 (2020年8月10日 21時) (レス) id: 6431d8432b (このIDを非表示/違反報告)
ナナナ(プロフ) - すみません。原作のキャラクターの著しい崩壊が目につくような気がします。作者様のファンの方は多く、味方が多い状態でこの様なことを申してしまうとやはり不快なられるかもしれません。本当に申し訳ありません。ですが、原作を愛している身としてキャラクターを (2020年8月10日 21時) (レス) id: 6431d8432b (このIDを非表示/違反報告)
有栖川桜(プロフ) - この作品の主人公、自分よりは人格が少ないですが、自分にとても似ていて、気持ちを代弁してもらっているようでした。この作品大好きです!更新頑張ってください! (2020年7月28日 10時) (レス) id: b3682370dd (このIDを非表示/違反報告)
ネア(。∀ ゚)(プロフ) - ogofumiさん» いえいえ。少し変えてきます!読んでくれてありがとうございました。 (2020年7月23日 19時) (レス) id: 0b6fab6fac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ネア | 作成日時:2020年7月4日 11時

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