妹じゃありませんよ。炎柱さん。【鬼滅の刃】

拾陸 ページ16

『銀。無一郎達を連れてきて‼上弦が出たと伝えてｯ』


銀「カァー！ワカッタァゼェ！」


よし。


銀も行ったし。



戦わなきゃ。


童磨「さぁ。可愛い女の子‼俺と遊ぼう」


遊ぼう…



つまり、本気では来ない。



相手が本気になる前に殺す。



『日の呼吸。漆の型。斜陽転身』




童磨「ｯ…君は速いねぇ…？」


くそｯ


右手を切れただけ…



すぐに再生…


速い。速すぎる‼



これが…上弦の力。

童磨「次は俺の番だね！」




「血鬼術。寒烈の白姫」




『うぉっ！』


危ないなぁ…



この氷…吸ったら危険だ…。





よく“視ろ”




相手の隙をつくんだ。





『日の呼吸。壱の型。円舞』




童磨「届いてないよ〜？」



なんでなんだ。



勝てない。



上弦には。






強すぎる。


コイツ、まだまだ余裕があるんだ。



この顔…ムカつくなぁ。



早く胴とお別れさせてあげたい。







『ほんっっとムカつくねぇ…』

どうして。



童磨「あぁっごめんね！痛いよね！」



扇で切られた。



前を思いっきり。



痛い。



避けられなかった。





まだまだ弱いなぁ…？



どうやったら、強くなれるんだろう？






なんで…私は強くないのかぁ…




もっともっと力が欲しい。




鬼舞辻無惨を殺せるほどの力が。




童磨「今。楽にしてあげるね」



やめろ。




近づくな。





こっちに来るな。




童磨が近づいてくる。



ゆっくりと。



死ぬのが怖い。

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