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抱きしめたいって気持ちとキスしたいって気持ちと襲 いたいって気持ちをとりあえず全力で抑えて、
玄関で待っててくれたのか少し冷えた頬に伝う涙をそっと指で拭った。
伊「俺も会いたかったです」
そう伝えると控えめにニコッと微笑んで、大貴くんはスッと俺の方に手を伸ばしてきた。
でもそこはあえて無視をして靴を素早く脱ぎ捨て大貴くんから距離をとる。
俺の悪いところはすぐに甘やかしてしまうこと。
あんまあまな大貴くんを見るにはやはり突き放すのが1番かと。
目だけを横に動かし大貴くんを見ると瞳を湿らせてさきほど拭いたばかりのほっぺもまた濡らしている。
下唇ぐっと噛んで肩を震わせて、
こんなに泣くとは、
寂しいのにはめっぽう弱いそう。
伊「お風呂、入ってきますね」
見てたら絶対に手出しちゃうからお風呂へ向かった。
我慢、我慢、我慢...
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じぇんぬ(プロフ) - 敬語で話すいのあり最高すぎます!話も面白くて大好きです!裏もお上手なのでまた描いて欲しいです!更新頑張ってください! (2018年2月7日 20時) (レス) id: 2efe081f7f (このIDを非表示/違反報告)
なな - いのあり大好きだから嬉しいです! リクエストなんですけど、ふたりがデートに行って大ちゃんが迷子になる話がいいです!更新頑張ってください!!! (2017年10月13日 19時) (レス) id: 0df1ce0887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らら. | 作成日時:2017年10月8日 14時