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88 静寂の悪魔 ページ38
「え〜！私なの〜？」
「うわ〜。そんなことある？」
「誰も立候補しなかったんだねぇ笑」
海外の野良の人たちも集まって
ゲームをすることになった。
鬼側と逃げる側に分かれるよくあるゲームで
逃げる側は捕まったらそこでオワリ。だ。
「…なんか俺めっちゃ喋り掛けられてるんだけど。」
「俺も聞こえるわ。JKって人。」
キヨくんとうっしーは近い場所にいるようだ。
「ま〜た、めんどくさいやつじゃないよね？」
レトルトが嫌そうに反応する。
「早口すぎて何言ってるか分かんないわ。」
「まぁ…よっぽどじゃなければよくあることだからなぁ。」
10分ほど経った頃、レトルトが反応した。
「あ、この人か？たしかに何か言ってるわ。」
「あ〜…この人に会ったのガッチさん以外？ 」
私とレトルトとJKという人の
距離が近いようで声が聞こえてくる。
「そうだね。」
「OK♪」
背後から近づいてそのままやってやった。
「うわっ…」
「ん〜？」
「悲鳴聞こえたぞ、やったな？」
「次は貴方ですけど？」
「に〜げよ…わぁぁぁぁぁ！」
「ハハッ。トラップでお亡くなりぃ〜笑
残り3人ですけど大丈夫ですかぁ？」
「え、は？！知らない間にごっそり減ってるぅ！」
「おいおい、亡骸1つも見てないぞ！」
「これは…やりおったなぁ？」
「失敬ねぇ。埋葬してあげたのよ。」
亡骸を運べるシステムなので
手を下して自ら見つからなそうな場所へ移していったのだ。
「やだこの人怖い。」
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作者名：みこと | 作者ホームページ：http://なし)ー
作成日時：2022年1月20日 23時
