俺とお前の好きの違い。【轟焦凍】 (ページ2)

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ぶっちゃけ俺は今すごくショックを受けている。
そりゃそうだ、親友だと思ってた奴に親友だと思われてなかったんだから。

は？いや、意味わかんねーし。
じゃあ俺はお前の何なんだよ、親友じゃなかったらなんだよ。

ただの友達か？それともただのクラスメート？
どちらにせよ焦凍は俺のことを親友だと思ってない。
マジで意味わかんねぇ。聞き間違えか？

頭の中でそんなことがぐるぐる回る。
頭の中が真っ白になりそうだ。

「俺は」

焦凍がまた喋りだした。

「夏樹のこと親友だと思えねぇ」

2回も言われると流石にホントなんだと実感した。
え、泣きそうなんだけど。

『なんで…なんで、俺はお前のこと一番仲良くて一番の親友で一番好きなのに』

「俺とお前の好きは違う」

『ｯ…！違わねーだろ！俺はお前のことが親友として好きでお前もそう思って…』

「俺は…俺の好きは恋愛的な意味なんだよ」

『は？』

今度こそ頭の中が真っ白になった。