私を運命の人にしてください！(JM)

作戦、いざ決行！ ページ17

ドク…ドク…




緊張が走る廊下に佇むのは、BTSのみんなと１ヶ




月屋根の下で暮らせる事になった、Aですど




うも。




さて、前回の話を見てくれた方はご存知の通り、




私は現在、グったんから認めてもらえず、プラス




嫌われてしまっています。。うっ…(自分で言って




て辛い…)



そこで！みんなの協力のもと、グったんに直接気




持ちを伝えに行く事になったのですが…





A『あの…何でこんな格好しなきゃいけないん




ですかね…』





頭にはうさ耳付きのヘルメット。脇には枕を抱え




両手にはチキンの入った袋を持ち、足にはボウリ




ングのピンがくっ付いている。





V『ジョングガも好きな物があれば、きっと心


許してくれるよ！！！』





HOPE『大丈夫！とびきりの笑顔でね！！』





JM『グガ、本当は優しい子だから！』




JIN『何かあればそのチキンを見せるんだぞ！』






………この人達の頭はどうなってるんだ…。



テテ君はまだしも、みんな4次元すぎでしょ…





ただキラキラと応援するその眼差しに勝てるはず



もなく、4人が考えたこのへんてこりんな格好で



グったんの部屋をノックする事にした。





コンコン…





JK『はい？』





A『あ…！すみません…私です…今お話、いい



ですか？』




JK『……どーぞ。』





恐る恐る扉を開け、部屋に入る。






A『失礼します…！何か作業中でしたか？』





JK『別に。音楽聞いてただけです………何ですか




その格好。』




A『あっ、ちょっとこれは…色々ありまし




て…』





JK『(察し)そうですか。悪いですけど、そんな格




好されても、俺は認めませんよ』




A『分かってます、だから直接お話に来まし


た。』





部屋が一気に緊張感に包まれる。





私はゆっくりと口を開いた。




A『…私、昔いじめられてて』





JK『…は？』




予想もしなかった言葉だったのか、グクは目を丸




くしポカンとしている。





A『今より結構太ってて、その容姿のせい



で、よくいじめられてたんです。悔しくて辛かっ



たの覚えてます…。でもその時、BTSの動画を見



つけて…元気が出たんです。変わろうって思え



た。この人達みたいに輝きたいって。









迷惑なんて掛けるつもりありません。問題も起こ


しません。責任は、全部私が背負います。


だから…『もういいです。』……え？』

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