立海テニス部レギュラー陣とブラック本丸を潰しに行きます (ページ10)

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2-2 政府本部への注文ページ10

Aさんside

「Aさん、ちょっと来て下さい。話があります。」

部下に呼ばれ、話を聞きに向かう。

「話って…？何…？」

「はいっ、さっき、政府の本部に行ったとき、Aさんに伝えて欲しいと、

頼まれまして…」

ついに、潰しに行くブラック本丸が選ばれたのだろう。

始めから、初期刀以外いない本丸とかは嫌だな…

色々…思い出しちゃう…

「立海レギュラー陣の皆さんの初仕事場所が、決まったそうです。

これが、この本丸の被害状況などをまとめたものです。」

そう言って、資料を渡される。

ペラッ

資料を見ると、

゛短刀をひたすら刀解したり、戦場から帰ってきたあと、短刀は手入れをしないらしい゛

と、書いてあった。

短刀嫌いの審神者だろうか…

だが、どんな理由があっても、ブラック審神者は許すわけにはいかない。

私は急いで、その本丸の刀剣破壊数を確認する。

『刀剣破壊数：０』

それを見た瞬間、胸をなでおろす。

「Aさん、資料の拝見は終わりましたか？

もし、使いたい道具などがあれば迷わず言って欲しいのですが…

なにかありますか？」

部下に言われて初めて、道具を使えることを知る。

何を頼もう…

相手の審神者は、短刀嫌いらしい。多分小さい子が嫌いなのだろう。

じゃあ、その審神者をショタ好きにしてしまえばいい…！！

私はそう判断し、子供になれる薬と、元の姿にもどる薬、

そして、短刀の数＋いくつかの、動物の耳の着いたフード付きの服を

政府の本部に注文した。