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大きな部屋の真ん中でなにやら集まって会議をしていたような雰囲気だ。
Aが入るとシンと一瞬静まり返ったが、ボーシヤという男が手を広げて笑っていた。

「へえ、君が有能な、」
「駒?ですか?」
「…。」

その場の空気が一瞬にして悪くなった気がするがそれはそれでいい。1日でも生存することができるのであれば駒にだってなんだってなる。

「気にしないでください。私は1日でも長く生き残りたい、ただそれだけですから。生存確率を上げるためにこのビーチにきました。」
「いいね!その心意気!とりあえずここ、"ビーチ"の説明からしよう!」

ボーシヤという男は大きく笑うと壁にペイントしたであろうトランプの模様を見せてきた。

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作者名:ゆゆたま | 作成日時:2023年5月11日 2時

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