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朝になりさっそく行ってみようと必要なものを持ち、昨日の場所へと歩き始める。
随分と荒れた街だ。東京とは思えないほどの緑に囲まれ、野うさぎがピョンピョンと跳ねている。
「あ、いつ行けばいるんだろ。」
昨日待ってるといっていたものの、時間までは決まってないことに気づき、このままここで夜まで過ごすのか?と肝心なことを聞いていない自分にため息をつく。
どこかに座って待つか…、と腰掛けれそうな場所を探していると生い茂ったく草むらの中からガサガサという音が聞こえた。
「早いね。」
「あ、昨日の。」
出てきたのは昨日の男でゆるりと口角を上げ手をヒラヒラとさせていた。
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作者名:ゆゆたま | 作成日時:2023年5月11日 2時