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教室までの足取りが重くここにさくらが来てくれればいいなと思ったがなんとも都合のいい考えなのだろう。
気づかれないようにと静かにドアをあけてみたがクラスの視線は全員Aに集中している。最悪だ。
注目されるのは嫌いなのに。これから質問攻めにあうに違いない。

「A向こうで聞いてたんだろ?」
「う、うん。気分悪くて...横にして貰って話はなんとか聞いてたよ...。」

そう、全員の意見を公平な立場でという理由で準備室にいたが面倒なことはごめんだ。私は体調が悪い設定。

隼人はどうなんだよともう一度訊ねた。
なんの事かと思ったがどうやら先生と何かあると勘違いしていて先程、監視カメラに向かって聞いた時、どちらも何も答えなかったからそこが気になっているようだ。

「で、お前ロリコン変態教師とどうなんだよ。」
「教師と生徒に変わりはないけど。」

何か。とでも言いたげな目をしてみせると隼人は口を閉じた。外はすっかり暗くなり窓から見えるテレビカメラの照明とそれに照らされるタケチはカメラに向かって楽しそうにはなしている。

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設定タグ:3年A組 , 柊一颯 , 菅田将暉   
作品ジャンル:タレント
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作者名:ゆゆたま | 作成日時:2020年4月9日 1時

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