警戒心が強い？君と生徒会 (ページ45)

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四十三話目ページ45

父「A着いたぞ」
『あぁ…ありがとう』
着いた…これで許可が降りなかったらどうしよう
意外とこの魔法を作るという事は難しい
僕だってこの魔法を作るのに何十回という数を通った

受付「あっ一ノ瀬さん！いらしたのですね」
『はい。あの…審査して欲しいのですが…』
受付「！ついに出来たのですか？」
『一応。合格すればですけど…』
受付「では、審査の方を呼んで来ますね」
？「その必要は無いよ」
受付「あら、柊さん！Aちゃんいらしましたよ」
柊さん何時から其処に居たんだ

柊「すまないね一ノ瀬さん。じゃあ審査しようか」
『よろしくお願いします。』
何時まで経ってもこの時間は緊張するな
柊「あの回復魔法だろ？嫌ではなければ君の
お母さんを呼んでいるんだが…お母さんにかけてみるきはないか？勿論審査した後に」
母さんに？これで母さんが治るなら僕は
『やります』
柊「分かった。此処だよ」
まず魔方陣と魔法式を並べる。
そして機械が判断し100%の合格判定が出れば採用だが…
柊「一ノ瀬さん…合格だよ」
良かった…合格したよ
柊「じゃあフィーリア貸してね。最新するから」
『あっ！はい』
機械の上にフィーリアを乗せると魔方陣と魔法式が強く光りフィーリアに載っていく

柊「出来たよ。はい」
『ありがとうございます』
柊「じゃあ行こうか」
母さん今から治すからね待ってて

柊「では、はじめて下さい」
『光はきらめき癒しの魔法……略』(詠唱中)
するとふわふわと淡い光が母さんを包んでいく
淡い光が消える頃には母さんは目を開け此方を見ていた
『母さん？見える？』
こればかりは成功してと願う事しか出来なかった
母「見えるよ。ありがとうA」
母さん…見えるようになっている！
『母さん！良かった！良かった！』
ガチャ
父「A?どうしたって母さん！？」
母「あらお父さん。久しぶり」
父「えっ？見えるのか？」
母「えぇ、Aのおかげでね」
すると父さんはボロボロと泣き始めた
『父さん！？』
父「A！お前は俺らの自慢の娘だ
ありがとう。A」
母「えぇ、A貴方は私達の誇りよ」
『母さん…父さん…ありがとう！』

柊「良かったですね。ちなみにこの魔法は公表」
全員「『しません！』」
柊「ですよね…では玄関まで見送りますよ。」
『柊さん…ありがとうございました』
柊「いえいえ、私達は仕事をしているだけですよ。また来てくださいね」
『はい！』
母「それでは失礼します」
ガチャン
そうしてこの魔法は生まれた