絆は糸のように【d！】 (ページ8)

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切れた糸７本目ページ8

NOサイド

一方その頃

gr「諸君らに言わなければいけないことがある」

kn「いや、そうやないと呼ばんやろなぁ？ノア」

ノア「そうだねぇ…ぐるちゃん何がぁあったのぉ？」

zm「ホンマ、はよ言ってや、今からノアと街に行こうと思っとたんに」

ut「はぁ？ゾム？抜け駆けか？」

ノア「ちょっとぉ！ぐるちゃんが話すから聞こう？大先生も一緒に来てもいいから」

そう言えば不服そうにゾムは唇を尖らせ
鬱先生はやったー！と喜びの表情
そんな中で、グルッペンはゴホンと咳払いをした

gr「ｺﾞﾎﾝ、大事な話や…
兄さんが幹部を辞めた」

「「「はぁ！？」」」

em「本気で言ってるんですか！？」

cn「そもそも何で辞めたん？」

gr「兄さんが無能を庇っていてな？
これ以上ノアが何かされるんならと思ってな」

ht「まぁ、それも一理あるな…
と言うか潜入とかどうするの？」

gr「潜入はそうだな…チーノ頼めるか」

cn「え～…はーい分かりました」

そう言って緊急で兄さんが抜けた役職等を分担していた

一ヶ月もすれば
兄さんが居なくなってもあまり変わらない
位にはなった
しかし、国民の不満はたまっていった
しかし幹部はそれを知らないようだ
Aが国民の不満を解消させている事に気づかない

そんな時にも関わらず
任務をこなしている者もいる

ある部屋にて

？サイド

？「えぇ、そうです」

「もう此処までの資料を提示してもらっているなら次の戦争も勝てそうだな
やはり外堀から攻めていく方が良いな
この強力な我々国に勝つためには」

？「はい、兄さんと呼ばれる者も
予定外でしたが幹部を辞め、此処を出ていきました」

「そうか…予想外だが都合が良くなったな…
次の潜入は誰になる？」

？「チーノですね。
彼は騙すのが上手いので気を付けください

それと最近では国民の不満も凄いです」

「国民の不満は消していくのも大変だからな
反抗した奴はもうあれなんだが…」

？「後は私は情報収集のため
大先生(無能)と親密な関係になり
機密な情報も簡単に話してくれます」

「そうか…わかった…
また情報が入り次第連絡を頼む」

？「うふふ、仰せのままに…

,

,

お父様」

プツンと無機質な音がして消えた

アイツも順調なようだ
我々国の壊滅まで何年かかるかね

そう言えば新しく出来たT国…
こいつらが今では一番厄介だな…
まぁ、このままでも害は無いから
このままでも良いか

さて我々国はどう動くかね