絆は糸のように【d！】 (ページ15)

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切れた糸14本目ページ15

クソッ…どの選択肢もダメだ
気付かれて○○君がヤバい…
もう、手はないか…

『分かった、僕が行こう』

？「は？A？何言って…」

『こうするしか方法は無いんだよ…○○
軍の人、行くとは言ったが条件がある』

「条件か…良いだろう」

『僕が君の国の軍に入ったら
此処の国、此処の街や国民には手を出すな
この条件を破った瞬間、問答無用で君の国を壊滅させる』

「…良いだろう。交渉は成立だ
此方に来い」

『先ずは○○君を離してくれないか？』

「あぁ、そうだなわりぃわりぃ」

そう言うと○○君を離して
○○君は無事此方に戻ってきた

「今度はお前だ」

『あぁ、』

？「A！」

？「A待って！」

？「行くな！」

？「A！」

『ごめんね？皆…また何時か
会えるときまで』

その時僕の頬に熱いものが流れた

『そこからは本当に戦闘兵器みたいに狂ったように訓練とかさせられたよ
そしてその数年後に戦争中の此処、
我々国、総統が僕をあの国から奪った』

op「その、幼馴染みはどうなったのですか？」

『さぁね僕もあれ以来会えていないし』

因みにあの国は戦争であっさり負けたらしい
国王がバカだったからな…

『さて、戻らなきゃ…
書類がまた増えてるだろうし』

op「あぁ～私も資料とか色々まとめなきゃ」

２人でそう言いながら帰ってくると
何故かコネシマ様からぶたれました

『…どうなさいましたか？』

kn「どうもこうもないわ！
またノア苛めたんやろ！」

そう言って足蹴りしてくる

sha「無能、ホンマ目障りやわ
なーんも出来んくせに此処に居るとか
いい加減居なくなってもええんやない？」

zm「いやいや、シャオさん甘いですわ
殺すぐらいがちょうどエエねん」

そう言って僕にナイフを刺してくる
3人は去っていくから満足したんだろう
その後は致命傷だったが周りの兵士に助けられ命は助かった
でも、ぺ神から

ps「タクッホンマ薬品の無駄やわ
無能なんて居らんでエエのに
死なせとけばエエやん…」

僕はやっぱり必要とされていなかった…
昔は皆笑顔で話したりしてたのにな
あれ？僕なんで此処にいるんだ？
必要とされていないなら

消えても良いよね

必要とされない
裏切られた僕は
居なくなっても問題はない

連れてきたグルッペンも
今は周りと同じことを言う
こうなればいっそ死んでしまおうか…

？「それはダメだよ」

『え？』

気のせいか？
その時懐かしい声が聞こえた気がした