我慢 ページ14
永瀬 廉side
『ぅ、ぁぁ....』
俺のむねに飛び込んできた日向。
その体は熱く辛そうだった。
何とかしなあかん。そう思ったら
日向の体はガタガタ震え始めた。
廉｢え！？日向？！日向！え、とりあえずっ｣
ずらりと並ぶ楽屋には
廉｢え、マネさん！｣
慌てて俺のマネを呼ぶ。
ガタガタと震える日向を目の前に
俺の心臓は口から飛び出そうな勢いで緊張しとる
｢天野さん？天野さんわかりますかー？｣
救急隊員の声を聞きながら俺も救急車に乗り込んだ。
こんなに緊張したことは今までにない。
ただ、怖かったんや。
もしかしたら、日向が目の前からいなくなってまう
そう思った。
▽
熱を測れば41.5
人間の体温だろうか。
しかもこれは次の日で昨日はもう少し高かった。
廉｢ほんまに、無理しんといてや｣
俺の呟きは病室に消されていった。
ﾌﾟﾙﾙｯ
日向の上着にはいってるポケットが揺れる。
【伊野尾 慧】
伊野尾くん？
廉｢日向、でるで？｣
聞こえるはずのない日向に断りをいれた。
俺はその電話にでた。
廉｢もし、もし。｣
伊＜あ、日向？今どこ？＞
廉｢いや、あのっ｣
伊＜ん？誰？高木なんか違う人でたんだけど、＞
雄＜え、誘拐？＞
なんて声が電話越しで聞こえる。
廉｢いや、永瀬なんですけどっ｣
伊＜え、永瀬？あれ？もしかして日向と一緒？今どこ？＞
廉｢今、その、〇△病院です｣
伊＜え！？なんで！？＞
俺は全部を離した。
伊野尾君はこれから全員仕事はいってるから
後で行く。そう言ってくれた。
電話をきって俺は日向の溜まった通知を見る。
廉｢ほんま、こいつ、重なるで携帯｣
相変わらず通知を溜めに溜めまくってる。
『ん....』
ボソッとだが声が聞こえた。
廉｢日向？！｣
『れ、ん？』
廉｢日向？！大丈夫か？！｣
『れん、』
涙をポロポロ流し始める日向。
熱あるのにさらに辛くなるやろ。
『ぎゅっｸﾞｽｯして？』
かれこれ２０年くらいの仲だが
日向に甘えられ日向に辛い涙を見せられたのは
俺は見たことあるやろうか。
廉｢ん、ぎゅー｣
俺は日向を抱き締めた。
仕事が忙しくてあまり食べられていないのだろう
もともと細かった体がさらに細くなってまって
壊れそうやった。
『ｸﾞｽｯそばにいて？』
なんやろ、可愛くみえるで日向が。
おい作者、日向のキャラ戻せコラ←
１日いや、熱が下がるまで甘えた日向であった。
(山田と知念には何故か説教された日向である。)
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▼いろはす▽ - 伊野尾君の歌の時の高木君... (2019年2月2日 9時) (
レス) id: 6b690ae98e (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - い・ろ・は・すさん» めっちゃ分かります…破壊力半端ないというか･･･言葉に表せない (2019年1月25日 13時) (レス) id: 465ab3a46c (このIDを非表示/違反報告)
蒼井優衣(プロフ) - リクエスト失礼しますm(*_ _)m主人公がテレビで女装する的なのが欲しいです！ご検討の程宜しくお願い致しますm(*_ _)m (2019年1月10日 20時) (レス) id: b1695e31e1 (このIDを非表示/違反報告)
菜乃(プロフ) - リクエスト良いですか？主人公が熱性痙攣になって入院して甘えん坊になるのお願いします！看病は廉くんが良いです！ (2019年1月9日 18時) (レス) id: 04dcec29fa (このIDを非表示/違反報告)
い・ろ・は・す - まいさん» 最高の次元ではなかった・・・・もうなんか、そういう問題じゃなくて破壊力・・・・・・・ (2018年12月31日 17時) (レス) id: 6b690ae98e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：い・ろ・は・す | 作成日時：2018年12月20日 15時
