バイト先では色んな人に会えます。【文豪ストレイドッグス】

36名様 ページ36

「いらっしゃいませ。」

はぁ.......お客様が来たことだし、
頑張ろう


「.......レモンが1点
レモンが2点
lemonが3点
lemonが4点
レモンが5点
れもんが6点
檸檬が7点
檸檬が8点.....
檸檬が...9点
れもんが10点.......」




ん。




もしかして、買い物籠いっぱいに

檸檬入ってる？！！！！


アレ？！！もう、檸檬何個入ってるの！？


え、10点目までは数えた

と、言うことは


11.12.13.1415.16
─(以下省略)─
55、56....57

57個.......と。

「えー、こちらまでで檸檬が57個
で、(100円の檸檬が)、5700円でございます。」


「カードでよろしく頼む。」


「はい。ではこちらに差し込んでください。」

「承知した。」


というお客さんは
ちょうが着くほどの不思議な姿をした

男性だった。


おカッパで、ゴーグルをつけ
白衣でありながらも
ズボンはボロボロで....
下駄。


でも

初めて見たけども、初めてじゃない気がした....

なんだろう....これ。


それにこの人も、



ブラックカードだし←


「ふふふっ、貴君もこの檸檬に興味を持ったことはないか！？」

「へ？！！」

突然喋り出したが....何だこの人！！

まぁお客様も少ないし、

少し喋っても怒られないから良いけども



「れ、檸檬ですか？」


「あぁ！檸檬！この世で1番素晴らしいもの。
この紡錘形に象られた姿は、まさに非科学の魔法」

「はぁ....」

「それに私はこれでも！！！！！.......あ。そろそろ時間だ。」



ズコーーー！！

急に喋って急に終わった！

肝心なことも言わないで！

何だこの人！！



「ではさらばた！貴君よ！」



「あ、ありがとうございました.......」


と、帰っていった摩訶不思議なお客様....


多分、これからも檸檬だけ買って行きそうだな

....あの人






そして帰り道〜



交番の前をちょうど通った時

指名手配犯のポスターが貼られていたので見た。


『この顔にピンと来たらこちらまで！』

って言うポスターには

2人の顔が載っていた。


1人は


全身黒の男

通称
『ポートマフィアの摩が狗』


芥川龍之介＿＿＿


そしてもう1人....


「カジイ.......もとじろう？..........ぁああ！！！！！」←


写真に映ってた男は

おカッパで、ゴーグルをつけ

白衣でありながらも
ズボンはボロボロで

下駄を履いてた人にそっくりの人が載ってた。

いや、同一人物....



これが、昼間の違和感だったのか....

と、言うことは、


指名手配の人が....今日来t......

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