20名様 ページ20
「え！？江戸川さん、お知り合いですか？」
「いや、バイト先に来るお客さん、常連さんだよ。」
「いやァ、Aちゃんに助けてもらってしまったならもう、考える必要もないね」
と、立ち上がり
「Aちゃん、私と心中しよう。」
「けっこうです。私にはやる事があるので死ねません。」
「そんなぁ〜」
「ごめんね、中島さん。この人はｼﾞ殺志願者、通称ｼﾞ殺マニアなんだよ。」
「そうだよ、私はｼﾞ殺しようとしていたのだ、それを君たちに寄って塞がれてしまった。余計な事を─」
ヤレヤレと、頭を抱えている太宰さん。
「は、はぁ....」
「(あれ？僕今、怒られてる？)」
って中島さんは思っているだろう。
そして、私も思った。←
「まぁ─。人に迷惑をかけない清くクリーンなｼﾞ殺が私の信条だ。」
「いや、ｼﾞ殺したあとの事を考えてくださいよ。迷惑がかかりますから。」
「まぁ、そんなことを言わずにさ、Aちゃん。」
はァ....次は私が頭を抱える番か....
「なのに、私は君たちに迷惑をかけた、これは此方の落ち度、何かお詫びを」
と、
腹の音が
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
となった。
中島さんからだった。
タイミングがいいな、君のお腹は。
「ｸｽ、....空腹かい少年？」
「じ、実はここ数日何も食べてなくて....先程飴っ子を貰ったんですが....」
と、言った途端
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
とまた、腹の音が聞こえた。
太宰さんからだった。
「2人ともタイミングよすぎだろ！！」
なんだ！私はツッコミか！？
「私もだ少年。ちなみに財布も流された。」
「ええ？助けたお礼にご馳走っていう流れだと思ったのに」
「私も思った。」
でも、太宰さんは
「？」
「「『？』じゃねぇ！」」
と、言う。
もう、なんなんだ.......バカなのか。バカなのかこの人は。
と、私が2回目の頭を抱えている時
反対側の川岸から
「おぉーい！」
と声がした。
川岸に立っていたのは
「こんな処に居ったか唐変木！」
国木田先生だった。
私は久しぶりに見かける国木田先生に対して、嬉しさが舞い上がり、
反対岸から大きな声で声をかけた
「国木田先生ーー！お久しぶりです!!!」
「ム！そこにいるのはAか。あの時(乱歩さんを探偵社に送り届けた)以来だな！」
「え、Aちゃん。国木田くんとお知り合い？」
「はい。お知り合いです。」
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麗(プロフ) - 同じく34ページの下記の後ですが、 推しに ではなく 押し ではないでしょうか？ (2021年5月24日 15時) (
レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 34ページ クソ男子を任したいんです 負かしたい ではないでしょうか？ (2021年5月24日 15時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 33ページ e とありますが え ではないのでしょうか？ (2021年5月24日 15時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
照(プロフ) - misteriascatさん教えて下さりありがとうございます。すぐに直してきました。気づいてくれてありがとうございました。 (2020年9月11日 23時) (レス) id: ded7f4dd14 (このIDを非表示/違反報告)
misteriascat(プロフ) - 初のコメントなんですけど、43名様のあとが44ではなく45名様になっていますよ。 (2020年9月11日 23時) (レス) id: f450a482f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：照 | 作成日時：2020年5月21日 22時
