死ねないあの子は松下村塾に【銀魂】【虚・吉田松陽】

結晶が77個 ページ29

Aside



松「んーー私は誰でもいいのですがね」

と少し照れ気味で言った松陽先生。



銀「しゃーねぇ、ジャンケンだな。」

桂「運任せか......」

晋「いいぜ」

「シャーないね......我慢するよ...」





銀「じゃぁー行くぞ！！」

銀+桂+晋+A+松「「「「ジャンケｯン」」」」





________________
________




「ぬぁー！なんでだァーーーーーー」


銀「それはコッチのセリフだァー!!!!!!!」


「ちぇ、私と銀時が負けて他の3人がオールぬけ勝ちって......こんなことあるかよ...」



結局、私と銀時が一緒に行くことになって、今現在2人で裏山を歩いている。


銀時の手元にはひとつの紅い提灯......



銀「なんで俺達が先なんだよ...アイツらが先でも良くないか......」


「知らないよ、早く行こ。」


目的地は裏山にある祠まで......

そこまでが暗く...何が出るか分からない




「それにしても......静かだね...なにか起きそう」

銀「辞めて、お前のおかげでフラグ立ったよ。」

「じゃぁ銀時、回収してきて」


銀「ヤダよ！！」





提灯の火が揺れながら私達はいつの間にか微笑みの近くに来てた。




銀「ここであってるよな...」


「うん。」





ｶﾞｻｶﾞｻｯ！！！)




銀「ぎゃぁぁあああああああああああぁぁぁ！！」


「何！？」


銀「ｧｧｧｧｧｧｧｧｧｱ！！！」

「！？待って！銀時！！」





いつの間にか銀時は下山していってしまい、いなくなっていた。


提灯は銀時が持っていたので


私の目の前は









森の闇。









「まっ、て......ぎ...銀時........」


私は足元、手元、聴力......手当り次第確かめた。


視力は当てにならない。


周りが闇で何も見えない......





この時思い出したのは









地球を離れた時の事









「まって......こ、怖いよ....銀時...どこ......」





歩くと葉が潰れる音

それが自分から聞こえる音なのか

また、森から聞こえる音なのか......



「......し、松陽...........松陽先生......」



怖いよ......松陽.............






怖いよ虚様。






私はどこを歩いているのか分からなくなってきた


本当にこの道があっているのか......






そして、運悪く





「ｷｬ!?!」


ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ




私は崖を転がり落ちた。


「ｯ...........」

私の記憶はそこで切れた。








？？？「...........影？」







そこに彼が居たとは知らずに

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