SLAMDUNK 〈2〉

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それから、流川の勢いは止まらない。2本連続でダンクを決めた。

「派手なヤツだ」

そう後ろから現れたのは陵南のエース仙道さんだった。


彦一が、どこ行ってはりましたんやって聞いてるけどそんなん興味無いね！

絶好調な湘北に目を奪われていると、

牧さん。

という単語が後ろから聞こえてきた。

『牧さん…。』


海南不動のエース。
彦一の言葉を借りると県内一の要チェック人物…。

神妙な面持ちになる私に気がついたのか

「なんやA。牧さんとも顔見知りなんか？」

彦一が私の顔を覗き込んで聞いてきた。


『うん。陵南と同じように海南に部活見学しに行った時にちょっとね、』


そう。なぜ私が陵南含めこんなに他校の人と関わりがあるかと言うと、


県内の強豪は片っ端から中学生の時に見学に行っていたからだ。




それにしても牧さんか。タイミングがあれば話したいな。

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