すとぷりの７人目はミステリアスイケメン 【２】

４９話目 ページ2

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ころん「A！おかえり！ずっと待ってた！」

ライブが終わるなりまた抱きついてくるころん。

A「ちゃんと、自分と戦って帰ってきたから。もう二度といなくならないよ。」

ななもり「帰ってくるなら言ってくれれば良かったのに〜。」

A「サプライズじゃなくなるじゃん。」

るぅと「A、ホントにリスナーさんたちに自分のこと話すんですか？」

ジェル「ムリに話さなくてもええんやで？」

A「この機会に話さないと、僕はまた逃げることになる。おまえらにも、僕のこと、知ってほしいし。」

さとみ「A…。」

A「それに、３年前に、次帰ってきたら話しますって言っちゃってるし。」

莉犬「ホントにリスナーさん思いだなぁ。」


A「今回は家で生放送するよ。機材も全部置いてきちゃったし。」

３年ぶりに自分の家に帰るんだ。ホコリ、溜まってるだろうなぁ。


ななもり「じゃ、俺たちも自分の家で生放送聞こっか。」

るぅと「ころちゃんAにしがみつけませんね。」

ころん「Aー！行かないでー！」

A「行かねーからwどんだけなの。」

ジェル「ころんは特にAが帰ってくるのを待ちわびてたんよ。」

さとみ「無観客ライブが近づくにつれて帰ってこねーなぁって落ち込んでた。」

A「そっ…かぁ。ゴメンな、待たせて。」

莉犬「さとちゃんも結構クールじゃなくなってたよ？」

ななもり「莉犬くんもでしょw」

ジェル「皆クールじゃなかったでええやん。」


あぁ、やっぱ、僕はこの人たちが大好きなんだ。

こいつらがいないと、僕はダメなんだ。

本当に、大切な人たちだから。僕の、家族みたいなものだから。

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