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3話 ページ6

目の前に立つ身体の大きな悪魔

名をサリバンと言うらしい。
バビルスへ着いた2人は裏口であろう場所から校内へ入りダリに手を引かれAは理事長室にたどり着く。


ダリ「失礼します、言ってた子連れてきましたよ」




事前に話しておいたのだろう、サリバンは"いらっしゃい"と言葉をかけた

ダリは1つ礼をし部屋から出ていく。



A「Aと申します。えっと……」


サリバン「聞いてるよ〜入学希望なんでしょ?事情が事情なんだろうし、取り敢えず、これ!吹きかけておいてね」



それを受け取ると、人の匂いを消せる匂い消しの香水だと説明された。

香水なのに匂い消し?という疑問はさておき、絶対にバレたくない一心で必要以上に吹きかけておく。




A「ありがとうございます。」


サリバン「ウンウン、いやぁまさかおんなじタイミングで人間が2人も入学なんてねぇ…」


人間が2人、自分以外の誰かが同じく魔界に来てしまったのだろう

A「私以外にも…」

他にいるならなるべく早く接触したい。理事長もすでにあっている人間ならば特に。



サリバン「そ、君以外にも。彼は両親に身売りされてねぇ、我輩の孫になったんだ」




両親に身売り、そんな事が実際にあり得こともだが恐ろしい親だと同情する



サリバン「さてと…入学の手続きもしてもらったし、コレぐらいかな?後はまたダリ君に分からないことは聞けばいいと思うよ」


A「あ、ありがとうございます。それでは失礼いたします」


理事長室から出ていく。

出ればそこには出て行ったダリが待っており、会場まで連れて行ってくれると言う




ダリ「コレ入学祝い。魔力を貯めておくことができる魔具で僕の魔力が入ってる。ちょっとしたことはできると思うよ」



それはチョーカーのようなもので普段から人に貰うことの少なかったAには嬉しい贈り物だった。



A「ありがとうございます!ダリ…先生!!」



学校であるということもあり、相手のことを先生と呼ぶとダリはピタリと足を止める。

"先生?"と呼びかけ様子を伺うとハッとしたような表情で「…なんでもないよ」と笑ってツカツカと会場入り口まで歩く




ダリ「さて…ついたよ。それじゃ僕もいかなきゃだから…後は1人で!頑張ってね。」




会場へ入り席に行くと周りはむさ苦しい男の悪魔だらけで胸焼けを起こす。隣を見ると髪がピンクがかった制服が白い高身長イケメンの悪魔が居た。



A「(私すっごい浮いてる)」

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(プロフ) - 推し尊い改めレイさん» 変換ミスされてました…すみません。ご指摘ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします (2023年3月21日 15時) (レス) id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます、これからも応援よろしくお願いします! (2023年3月21日 15時) (レス) id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い改めレイ - 2.5話、『ダルタニアン』ではなく『ダンタリオン』ですよ!!!更新頑張ってください!!! (2023年3月21日 15時) (レス) @page5 id: cc7697f806 (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月13日 20時) (レス) @page8 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴(レイ) | 作成日時:2023年3月10日 15時

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