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14.5話 ページ21

ずっとこの匂いはなんなのだろうかと不思議に思っていた。
それは入学式まで遡る


Aが倒れかけたのを支えた時、先程まで気になるようなものではなかった香りがふわりとその鼻をつく


その頃からアスモデウスはAに興味を持ち出した。放っておける筈もなく、その後の入間との決闘も使い魔召喚も一緒に居た。


が、匂いは支えた時以降する事は無くそれよりも使い魔召喚ではみたことのないものを召喚し周りをざわつかせた


入間「なんかすごいね…」


アズ「…A戻りましたね、次は入間様ですよ!(Aは私が先に目を付けた…幾ら入間様でも手出しは…)」



時は経ち、入間とクララで遊んでいる3人
アスモデウスはそこに居ないAを不安に思っていた。もしかしたら他の者に盗られているかもしれないし何かあったのかもしれないと気が気じゃなかった。


クララ「アズアズは私の夫と不倫する隣人の未亡人ね!」

アズ「ふざけるな!!そもそも入間様がペットなどと…」


魔々ごとをするらしいがそれは普通のものとは思えない血みどろなものでやる気も何もこの歳でするような内容なのか疑問にと思う


入間「一緒にやろアズ君!」


入間に言われれば断る事はできず、手に持っていた未亡人のパネルを奪いぶら下げる


アズ「さっさと別れなさいなこの駄妻がッ!!」



こうしてクララの遊びに半分振り回され時は刻々と過ぎていき今に至る。
隣を歩くA、入間のおつかいを終わらせ報告の為に戻る途中

アズ「(この匂い…前も……)ところでA、香水か何か付けているのか?」


固まるA、聞いてはいけない事だったのかと思いフォローを入れる。香水でないなら一体この匂いはなんなのかという謎はさらりと明かされる


A「あーそれは私が人間だからk」


思わぬカミングアウトに口を塞ぐと人気のない場所に移動する。

自らを人間であると明かしたA、それは信じ難い話ではあるが初めの動揺を思えば彼女が嘘をついてないという事は分かる



アズ「ニンゲン…?」


やっとの思いで出た言葉に頷くA、人間…校歌にもあるあの人間なのだろう、この魔界においてその存在は虫よりも弱いだろう。途端匂いに合点もいく。



━━━━そんな弱い者、他に渡してたまるか



何か叫ぶAを気に留めずに入間の元へ向かうアスモデウス


アズ「(私が守らねばな)」

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(プロフ) - 推し尊い改めレイさん» 変換ミスされてました…すみません。ご指摘ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします (2023年3月21日 15時) (レス) id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます、これからも応援よろしくお願いします! (2023年3月21日 15時) (レス) id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い改めレイ - 2.5話、『ダルタニアン』ではなく『ダンタリオン』ですよ!!!更新頑張ってください!!! (2023年3月21日 15時) (レス) @page5 id: cc7697f806 (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月13日 20時) (レス) @page8 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴(レイ) | 作成日時:2023年3月10日 15時

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