プロローグ ページ1
暗闇の中明るく光るデスクトップ、パチパチと軽快な音を鳴らすキーボード、デスクの上にはいつからあるのかも分からない眠気防止の小さなドリンクが散乱している。
A「お…わったぁぁ…あぁぁ…また終電無い…今日は…会議の手伝いしなきゃだからシャワーだけでも……」
現在時刻深夜2時
暗く寝静まった街中を1人歩く
A「今月残業規定時間とっくに超えてるし…それに休日出勤…思い描いた社会人生活と真逆すぎ…あ、このカフェ気になる所のだ…皆、遊んでるんだなぁ…」
カンカンカン…と踏切の音が響く
スマホを眺めながら線路前であろう場所で足を止めれば、通り過ぎるのを待つ。
おかしいと思ったのはそれから2分後
終電が終わっている筈である事を思い出しスマホから目を離すと、目の前に広がる世界は先程とは全く異なる光景。
A「んッだここ…やばい始発の時間だった?!…いやいやんなわけ無いか…それどころじゃ…!あー…部長…カンッカンだろうな…はは…」
何が起こったのかも分からず地面に座りこむと、これからどうすれば……っと途方に暮れる。
少しするとザッと言うような足音と合わせて背後に影が現れ
??「君、そこで何してるの?」
A「あ?…途方に暮れてるんですよ見たら分かるでsy…っって!!つ、角ぉぉ?!?!」
振り返るとそこには2本の角が生えた人間とは思えない男性がこちらを物珍しいかのように見つめる。
??「ツノ…?そんなに珍しいものじゃないけど…あぁいやごめんね…君から美味しそうな匂いがしてつい」
A「お、美味しそう…?私から美味しそうな匂いなんてそんな訳無いじゃ無いですか人間ですよ??何言ってるんですか??なんです?コスプレイベントの帰りです??やだなぁ……ハハhaはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ?!?!?!いやいやおかしいなんで飛んでんの?!嫌だぁぁぁぁぁ!!!」
これが、A初めての悪魔との出会い
プロローグ。
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鈴(プロフ) - 推し尊い改めレイさん» 変換ミスされてました…すみません。ご指摘ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします (2023年3月21日 15時) (レス) id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます、これからも応援よろしくお願いします! (2023年3月21日 15時) (レス) id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い改めレイ - 2.5話、『ダルタニアン』ではなく『ダンタリオン』ですよ!!!更新頑張ってください!!! (2023年3月21日 15時) (レス) @page5 id: cc7697f806 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月13日 20時) (レス) @page8 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴(レイ) | 作成日時:2023年3月10日 15時