14 ページ14
「ねぇ、A！
隆二くんってカッコよくない！？」
いつものように受付で業務をしていると
サラが話してきた・・・
『え？隆二くん？？？』
「もしかして知らないの！？
三代目のボーカルだよ！！」
『ごめん、まだ顔と名前覚えれてないんだよね...』
元々芸能に興味がなかった私は
LDHに入社したにも拘らず
まだアーティストの皆さんの顔を
把握出来ていなかった。。。
「じゃあ、三代目の隆二くんは覚えといてね！！
私、隆二くんが好きになっちゃった///
A、協力してくれるよね！？」
『アーティストさんとの恋っていいの？』
「社内恋愛は禁止だって
言ってなかったからいいんじゃない？」
『そっかぁ
わかった！協力するよ^^
サラ頑張って！！』
「ありがとう〜！！！」
まさかサラが言っている“隆二くん”が
笑顔の眩しい彼だったなんて
この時は思ってもみなかった。。。
「あっ！隆二くんだ！！」
事務所の入り口で出勤する皆さんに挨拶
『おはようございます。。。』
サラが大好きな今市さんにも挨拶。。
サラに協力すると言った手前
今更好きな人とは言い出せず、、、
ぎこちない挨拶を交わす。。
「・・・おはよう、、ございます。。。」
「隆二くん！おはようございます！！
今日はレコーディングですか？？
頑張ってください！！」
「ありがとうございます。。」
サラの勢いに圧倒されながらも
彼は行ってしまった...
最初はサラも恋する乙女って感じで可愛かった
ある日、サラは思い切って今市さんに告白をした
「隆二くんが好きです！
彼女にしてくれませんか？？」
「ごめん、今は歌に集中したいんだ。。
仮に女の子と付き合っても
寂しい思いをさせるだけだと思うから
今は誰とも付き合えない...」
そう言って去って行った今市さんを見ながら
サラが呟いた
「私を振るなんてありえない...」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アン(プロフ) - おーたんさん» コメありがとうございます！話の内容はもうすぐ完結になります。残り少ないですが楽しんでいただけると幸いです。 (2月5日 16時) (
レス) id: 696f125013 (このIDを非表示/違反報告)
おーたん(プロフ) - 隆二くんとの続きが楽しみです！ (2月5日 15時) (レス) @page28 id: 33633b0ee7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アン | 作成日時：2024年1月24日 14時
