13 ページ13
彼がまだ三代目になる前。。
彼はいつも海岸沿いを走っていた...
海に反射した太陽の陽が
彼の額に流れる汗を輝かせていた。
私はいつも犬の散歩ですれ違うだけ...
そんなある日、
向こうから走ってくる彼にドキドキしながらも
目を合わせられない私は目線を
海の方に向けていた、、、
すると急に愛犬が走り出してしまった。。
私は思わず転んでしまって...
恥ずかしさのあまりその場に蹲っていたら
「大丈夫？？」
彼が声をかけてくれた
『だ、大丈夫です。。』
「可愛いワンちゃんだね！
おまえ〜、
ご主人様を引っ張ったら危ないだろー」
そう言いながらうちの愛犬をなでなでする
彼に魅入ってしまった...
「あははww
顔舐めるなよ〜ww」
あまりにも眩しい彼の笑顔に目が離せなかった
「それじゃあ、俺行かないといけないんで、
気をつけてね^^」
『あっ、はい！！
ありがとうございました！！！』
この時、名前を聞いておけばよかった。。。
その日から彼に会う事がなくなった...
そして私も東京で暮らし始めたから
もう2度と会う事はないと思っていた。。。
その数年後
知り合いの伝手でLDHで働くようになった
「Aって可愛い名前だよね？
これから一緒に仕事するんだし、
私たち同い年だから
Aって呼んでもいい？？」
『もちろん！！よろしくね^^』
「私の事もサラって呼んで^^
よろしくねー！！」
サラは可愛くて明るい感じの
誰にでも気さくに話すような子だった。。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アン(プロフ) - おーたんさん» コメありがとうございます！話の内容はもうすぐ完結になります。残り少ないですが楽しんでいただけると幸いです。 (2月5日 16時) (
レス) id: 696f125013 (このIDを非表示/違反報告)
おーたん(プロフ) - 隆二くんとの続きが楽しみです！ (2月5日 15時) (レス) @page28 id: 33633b0ee7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アン | 作成日時：2024年1月24日 14時
