56.GUN side ページ9
「お疲れ様です...」
「おう！お疲れ！！」
急いだ様子で入ってきた壱馬
先に席に着いてると聞いて焦って来たんだろう
壱馬らしい
その壱馬が俺の横の人を見て固まったw
「臣さん、お久しぶりです」
「俺もいて悪いね...
岩ちゃんと2人の方がよかった？？」
「いえ！一緒に飲めるなんて嬉しいです！！！」
ニコニコして、、
壱馬はホントに臣さんが好きだよな...
「壱馬、何飲む？？」
2人がニコニコして見つめ合ってるのが
気に食わなくて急いでメニューを渡した。。
しばらく美味しい料理を堪能した後
「それで俺に話って何？」
「あの...それが・・・」
「俺がいたら話しにくい？？」
言いにくそうにしている壱馬に臣さんが聞いた
「あ、いやそういうわけではなくて...
むしろ臣さんがいてくれてよかったです。。」
顔を真っ赤にしながらそう言った。。。
こいつまさか臣さんが好きとか
言い出さないだろうな....
そんな事を言い出したらルナの時みたいに
キスを見せつけてやる！！
「岩さんがこの前一緒にいた子は
岩さんの恋人とかですか？？」
「へ？一緒にいた子？？」
俺はキョトン
臣さんは、、、眉間にシワを寄せて俺を睨んだ
「休憩スペースで、、、
俺に“キスが上手いか”って
聞いてきた子です。。」
「ああ！ルナかw」
「ルナ！？
何？ルナは壱馬にそんな事聞いたの？」
臣さんは別の意味でまた眉間にシワをよせた
「今はその話は置いといて、また説明します。
その子は恋人なんかじゃないよw
ルナがどうかしたの？」
「実は、先日レコーディング室で
歌ってるのを聴きまして・・・
臣さんが指導されてましたよね
キレイな声やなぁって思いまして。。。」
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作者名：アン | 作成日時：2024年1月11日 17時
