65.GUN said ページ19
最近臣さんが何か企んでいる...
ハワイに何かあるのか！？
本当にただバカンスに行くだけなのか！？
どっちにしても2人で旅行は久しぶりだから
楽しもう！！と思ってたのに....
「なんでルナがいるの？」
「たまたまだよ！
壱馬くんが休み取れたから
ハワイに行きたいねーってなって
そしたらパパたちも行くって聞いて
飛行機の時間聞いたら
一緒だったんだよ」
「じゃあ、向こうに着いたら
別々なんだ？」
「当たり前じゃん！！
お2人の邪魔はしませんよー！」
なんだかルナの言い方が棒読みなのが
気になるが....
邪魔はしないというならまぁいいか。。
飛行機の中で臣さんが言った
「貸し別荘を借りたから
そこで思いっきり楽しもう！！」
外国といえハワイは日本人が多い
別荘の貸し切りなんて粋な事するなぁと
思いながら俺は前日の仕事疲れからか
飛行機で寝てしまった...
「剛典、もうすぐ着くから起きて」
臣さんに起こされてまだ寝ぼけ状態のまま
車に乗せられ別荘へと向かった。。
外はいい天気！
心地よい風に当たりながら車は目的地に到着した
「お待ちしておりました、登坂様」
日本人のスタッフらしい人が出迎えてくれた
「着替え等ご用意が出来ておりますので
お二人のご準備が整い次第始められます
みなさまもうお待ちですよ」
「ありがとう^^」
「臣さん？
みんなが待ってるって？？」
スタッフと臣さんの話を聞いていた俺は
頭にハテナが出るばかり
一体何が始まろうとしてるんだ....
「剛典...
随分と待たせてしまった
これからもずっと俺の側で俺を支えて欲しい
俺と、、、、
結婚してくれませんか？」
「へ？？結婚って.....」
「日本では本当の夫婦にはなれないけど
ここでは式だけでも上げることが出来るんだ
形だけだけど俺と結婚式してくれないか？」
それはずっと待ち焦がれていた言葉だった
「臣さん。。。
俺、おれずっとそばにいます。。。。」
「泣くなよ。。」
「これからもよろしくお願いします！！」
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作者名：アン | 作成日時：2024年1月11日 17時
