58.GUN side ページ11
ピンポーン.....
「剛典くんいらっしゃい」
「お邪魔しまーす」
今日は壱馬を臣さんちに呼んだ
「今日はなんで剛典くんもいるの？」
「俺がいた方がいいでしょ！中立的な立場で。
それに臣さんと一緒にいられるし」
「・・・娘の前でイチャイチャしないでよ///」
「それは剛典次第だなw」
テーブルに今日のディナーを置きに
臣さんがキッチンからやってきて一言いって
また戻っていった。。。
エプロン姿もカッコいい
「え！？していいんですか？」
俺はすでにキッチンにいる臣さんに叫んでいたw
「私の話聞いてた！？
でも、私は剛典くんのこと、
応援してるんだよ！」
「ルナ....」
「今でもパパの事は好きだよ！
でもパパをみてたら気づいたの！！
パパはママの話の時は悲しそうな顔をするけど
剛典くんといる時はいつも楽しそうなの！！
だから
“臣をよろしくね
これからも支えて上げてね”..ね！」
え？
それはまるでAさんが
俺に言ったみたいだった。。。
ピンポーン....
「あ！壱馬くん来た！！！」
ルナが玄関に迎えに行った。。
今見たAさんは幻！？
程なくして壱馬がリビングに入ってきた
「お邪魔します。。。
これ、よかったら飲んでください」
「何々？？ えー、ワイン？？？
私飲めないじゃん。。。」
「ごめん！
ルナちゃんがいるとは思わんかったから...
今から何か買ってくるよ！」
「いい、いいww
ホント壱馬は真面目なんだからww
ルナ如きに気を使わなくていいよw」
「剛典くんってたまに毒舌になるよね...
あっ！沸騰させたらアルコール飛んで
私にも飲めるんじゃない！？」
「うわっ何その飲み方...
せっかくのワインが台無しになるだろ！！
リンゴジュースあるから、
お前はそれを飲め！！
壱馬は座ってて」
臣さんはどんどん料理を持ってきながら言った
「はい、失礼します」
緊張した感じの壱馬w
「岩さん、この料理って
臣さんが作ったんですか？」
「すごいよね、あの人。
何でも出来てカッコよくて...」
その時、キッチンからルナの声が聞こえた
「パパ〜、リンゴジュースどこ？
冷蔵庫にないんだけど・・・」
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作者名：アン | 作成日時：2024年1月11日 17時
