45.ØMI said ページ46
アイの件で毎日が忙しい。。
まだ高校生である彼女は
周りの大人達から叱責を受け
好きだった男性から見放され
精神を病んでしまった
そうなるとお腹の子は....
彼女は地元に戻り療養する事となった。。
俺が、俺が彼女の人生を台無しにした。。
ルナと同い年の彼女の人生を。。。
家に帰っても自責の念は消えず
酒を煽ることが多くなった....
目の前に誰かが立っている...
、、、A？？
そういえば最近、月見ヶ丘に行けてないな...
A、俺はどうしたらいい？
もう誰かをプロデュースするのが怖い。。。
それは夢か幻か、、、
俺の前に来るAは
いつも優しく微笑んでくれる
A、お前を抱きしめたい...
その日は会社の役員たちからも
いろいろ言われ、何もかも忘れたくて
いつもより早いペースで飲んでしまった。。
ソファで仰向けになるとAが近づいてきた
いつもは微笑んでいるのに
今日は心配そうな顔で....
俺はたまらずAを抱きしめた
これは夢だ・・・
夢ならAを抱きしめられる
「A、愛してる
おまえを抱きたい...」
夢ならAをキス出来る
「どこにも行かないで
お前だけをいつまでも愛してる...」
抱きしめて濃厚なキスをして
服の中に手を入れた時
「ぱ..ぱ......」
ルナの声がした！
夢だと思っていたのが
Aだと思っていたのは
ルナだった。。。
咄嗟に飛び起きて
「ごめん....」
俺は家を飛び出した。。。
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作者名：アン | 作成日時：2023年12月28日 23時
