40.ØMI said ページ41
子育ては初めての経験だらけで
瑞稀さんがいてくれて
本当によかったと思った。。
俺は家にいる時はなるべくルナと過ごした
「ぱぁーぱっ」
「今、、、パパって言った?
ルナぁ!!!!」
「ぎゃーーーー」
ルナが初めて俺のことを“パパ”と言った時なんて
ルナが泣き出しちゃうほど
強く抱きしめてしまった。。
俺はどうしても譲れない仕事が入った日以外の
満月の夜は月見ヶ丘に来ていた
ルナを引き取った日からはルナも連れて。
「A、ルナ大きくなっただろ?
この前、“ぱぱ”って呼んでくれたんだ」
いつものように満月に向かって話す。。
ルナが両手をあげて何かを掴むような仕草をした
「まぁーまっ」
「ルナ?ママがいるのか?
そこにママが...いるのか....?」
赤ん坊は霊的な何かが見える時があると
聞いた事がある。
「A!!
俺はルナを立派に育ててみせるよ!!!」
満月に向かって大声で叫んだ
月日が経ち
ルナも幼稚園に入園する年となった
瑞稀さんが言った
「登坂さん、
ルナもだいぶ幼稚園に慣れてきましたね。
それで、、私は引っ越そうかなって考えてます
もちろん今まで通り何かあれば
お手伝いしますので!」
「そうですか
今までいろいろありがとうございました!
瑞稀さんには助けてもらってばかりで...
次の住まいはもう決めているのですか?
何かお手伝い出来るのがあれば
是非させてください」
「実は、、、
彼が一緒に住もうと言ってくれてるので////」
「あっ!!ごめんなさい!!!」
「何で謝るんですか?w」
「彼氏にしたら自分以外の男の部屋に
彼女があがるのは嫌ですよね!?
考えが及ばなくてすみませんでした....」
「事情をわかってくれてますので
全然大丈夫ですよ!!」
「心の広い方なんですね
俺だったら事情を知ってても
きっと嫉妬してばかりですよw」
80人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アン | 作成日時:2023年12月28日 23時