3.ØMI said ページ4
撮影は順調に進んだ
夕日は待ってはくれない
モタモタしてたら時間切れになってしまうので
みんな集中して1発で撮り終えた
「さすが俺らじゃね!?」
「ちょっと怪しい所ありましたが
ギリギリセーフでした;」
みんな一安心しながらペンションに戻った
明日は早いので夕食後は早めに解散
各々割り振られた部屋へと入って行った
・・・寝れない。。。
元々場所が変わるとあまり寝れないし
車の中でずっと寝ていたので
目が冴えてしまった。
窓を見ると満月が出ていた
そういえば、、、、
言われた丘に行ってみようかな。
部屋からも十分月は見えてるので
わざわざ行かなくてもいい気がしたが
なんだか天女の言い伝えの丘に
行ってみたくなった
はぁはぁ
もうすぐ着くかな。。。。
小高い丘になっているそこは
周りに何もなくただ月だけが光り輝いていた
「すげぇ。。。」
「ん?」
月を見ていて気づかなかったが
少し離れた所に女の人が立っていた
!!!
月を見上げるその横顔はあまりにも綺麗だった
すると彼女の目から一筋の涙が零れた
涙を拭ってあげたくて
そっと近づいた時
彼女と目があった・・・
時間にして数秒
しかし時が止まったかのように
目が離せなかった....
俺はその場から動けず、
声をかけることも出来ないままでいた
すると彼女は急に走り去ってしまった....
まるで天女...
そうまさに月の女神!!
「見つけた・・・」
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作者名:アン | 作成日時:2023年12月28日 23時