under the moonlight (ページ3)

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2.ØMI said ページ3

「臣！着いたよ！！」

誰かに呼ばれて目を覚ました

「はぁーー、うーーーん」

「よく寝れました？w」

「岩ちゃんごめん！！

　ずっともたれててしんどかったよね！？」

「俺は全然平気だったので

　気にしないでください^^」

車に乗っている間、ずっと寝ていた。。。

「ようこそいらっしゃいました！」

若い夫婦2人で営んでいるペンション

今日は俺たちとスタッフの貸し切り状態らしい

「夕日までまだ少しありますので

　ゆっくりしていて下さい」

スタッフに言われて

コーヒーでも飲んでひと息入れる事にした。

「綺麗な月の写真ですね」

岩ちゃんが壁に飾られてる写真を見て言った

「この建物の裏にある

　遊歩道を上がって行った所が

　月見ヶ丘っていう丘になっているんですが

　そこで撮った1枚です。

　そこは昔、

　月から天女が舞い降りてきたという

　言い伝えがあって、

　月がすっごく綺麗なんですよ

　そういえば今日はスーパームーンですね！」

「スーパームーン？」

「1年で最も地球に近い月

　つまり最大に見える月をスーパームーン

　っていいます。」

「へぇーそうなんだ」

「ぜひ見に行ってみて下さい」

月から天女が舞い降りてきた場所...

俺の今回のソロのコンセプトは

月の女神、アルテミス像をシンボルとしている

なんだかご縁がありそうだな.....