under the moonlight (ページ18)

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17.ØMI said ページ18

恋人にはなれないと言ったA

それでも俺にはAがいなくなることの方が

耐えれないと思った

『臣、この先結婚したいなって

　思う相手が出てきたら

　遠慮なく私に言ってね！

　上手い様に消えるからw』

「そんな相手出てこないと思うよ」

でも恋人ではないって事は...

Aが誰といようが、誰とネテようが

俺には何も言えないってことか！？...

『なんか悲しい顔してる...』

「俺はAを愛してる

　Aだけが好きだ！

　でもAは違うんだよな...」

『私の中での1番は今は臣だよ

　だから臣が嫌だと思う事はしない、

　して欲しい事は何でもするよ！

　私こう見えても男に尽くすタイプだからw』

「....隆二は？

　隆二が1番じゃないの？」

『隆二は、、、特別な存在かな....

　私の恩人でもあるから』

「俺以外の男とねないで...

　例え特別な存在だったとしても」

『わかったよ

　隆二に一緒に住もうって言われたんだけど

　それも断っておくね』

「え？一緒に住もうって言われたの？？」

『だからそう言ってるじゃんw』

「俺と！！俺と住もう！！！

　Aとずっと一緒にいたい」

『いいよ・・・』

俺は更に強くAを抱きしめた

“家族はいらない”と言ったAに

どんな事情があるのかわからないが

家族になれなくても

俺はAの手を離したくなかった

「いつまでも愛してる....」

『おみ....』