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14.RYUJI side ページ15

臣のMVを見た



俺は目が離せなかった


それはMVにじゃない。。


Aに目が離せなかったのだ












「臣!MVみたよ...」



「どうだった?」



「やっぱり臣は凄いなって思った

 あとAの存在感がエグいね」




「Aじゃなきゃ

 あのMVは作れなかったと思う...」



ふっと笑った臣...


「臣、もしかしてAが好き?」




「好きだよ//


 もう離せないわ」




「もしかして付き合ってるの!?」




「まぁそうなるかな...//」



Aが!?



あのAが誰かと付き合うなんて...




「なぁ臣、Aにメシ誘ってもいい?


 久しぶりに会ったからどうしてたのかとか

 いろいろ話したくて...」




「男とメシなんて行かせたくないけど、、

 隆二ならいいよ」
















俺がよく行く和食屋にAを誘った




『お待たせ!!』




「お疲れ!

 
 ここのは何でも美味いから好きなの頼んで」




『隆二の奢り?』



「当たり前だろ!」



『ありがとー^^』



次々と運ばれてくる料理達



美味しいお酒を飲みながら食べていく




いろんな話をした



盛り上がりすぎて結構時間が経っていた。




「この後どうする?

 俺んちでまだ飲む?」




『いいね!!』














家についてワインを注ぎながら



気になっていた事を聞く






「Aって臣と付き合ってるの?」




『え?付き合ってないよ


 隆二は知ってるじゃん、

 私は誰ともお付き合いはしないって』




「臣はAと付き合ってるって言ってたよ」




『まじ?』




「もしかして体の関係アリ?」




『うん、、、だって!

 好きだって言われて、

 私も臣の事嫌いじゃないし...』




「そのまま流れでやっちゃった訳だ」




『お互い好き同士ならいいって

 隆二言ってたじゃん』




「はぁ、

 普通はお互い好き同士でやっちゃったら

 もう恋人だよ」



『そうなの!?

 付き合おうとか言われなかったから...』




「じゃあ、俺の事は好き?」




『うーん、まぁ好きかな』




「だったら今からヤル?」



『いいよ』



「いいんだ、Aは相変わらずだね」



『これが私だって知ってるでしょ』



「俺は今でもAが好きだよ。


 だからAがいいって言うなら

 本当にしちゃうよ」

15.RYUJI side→←13.ØMI said



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作者名:アン | 作成日時:2023年12月28日 23時

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