starlight (ページ10)

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10.ØMI said ページ10

もうすぐ春が来ようとしてる今日この頃

さすがにまだ夜の海岸は冷える

『クシュン！』

「そろそろ帰ろうか」

『はい、そうですね；』

都内に戻る車の中

「明日は仕事？」

『明日はお休みです^^』

「じゃあBARでも行かない？？」

『はい///』

一旦車を家に停めて

タクシーで行きつけのBARに向かう

いつも1人で飲みたい時に行くBAR

メンバーですら知らないそのBARに

彼女には知っていて欲しいと思ったんだ

カラン

「いらっしゃいませ」

落ち着いたマスターが出迎えてくれる

「何にしますか？」

「オレはいつもので」

『お酒の種類はあまり知らなくて』

「どんなのが好き？？」

『フルーツ系で』

「マスター、

　フルーツ系で彼女に合いそうなヤツ

　何かお願い^^」

「かしこまりました」

車の中でもオムライスのお店でも

いろんな話をした

それでも彼女との会話は尽きない

ひと通り話し終えた後

シーンと静まり返った店内

彼女と飲むこのゆったりとした空間もいいなぁ

カクンっ

彼女の首が揺れている

「もしかして眠い？？」

『すいません//
　
　お酒飲むと眠くなっちゃうんです//』

なんだよ、可愛すぎるだろ////

「マスター、お会計お願いww」

店でタクシーを呼んで乗り込むが

「Aちゃん、家どこ？？」

『zzz....』

待ってる間に寝てしまった。。。。

しかたない取り敢えずオレんち行くか；

寝室のドアを開けてベットに寝かせる

「気持ちよさそうに寝ちゃって。。。」

寝てる彼女の頬を撫でる・・・

『ん・・・』

お、起きたか？