starlight (ページ9)

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9.ØMI said ページ9

「到着！」

海に面したコテージのような佇まいのそのお店は

知る人ぞ知る隠れ家みたいだった

さすが直人さん！

『わぁー、素敵なお店ですね』

「ここはオムライスが有名らしいよ^^」

『オムライス！！！

　私、大好きです^^』

うん、知ってる///

満面の笑みで大好きなんて言われたら

ドキッとするよね///

彰人、直人さんありがとうーー！！

空に向かって叫びたいのを我慢しつつ店に入るw

『美味し〜い！！！』

彼女のその言葉を聞いて

ホントにここにしてよかったと思った

終始ニコニコしながら美味しそうに食べる彼女

『なんですか？』

「何が？？」

『ずっとニヤニヤして、何か企んでます！？』

ニヤニヤ、、、、

「あまりに美味しそうに食べるから

　オレも嬉しくて^^」

『そ、そうですか///

　オミさんも食べてくださいよ！！

　すっごく美味しいですよ^^』

「はぁ〜、お腹いっぱい！！」

『ご馳走様でした！

　すっごく美味しかったです

　ありがとうございます^^』

「また来ようね^^」

『はい！ぜひ！！！

　オミさん、少し海岸歩きませんか？？』

海岸沿いを2人で歩く

今日は満月だ

街灯がなくても月明かりが

オレたちを照らしてくれていた

初めは笑顔

そして花を生ける時の真剣な顔

焦ってる時の必死な顔

海岸をゆっくり歩いてる今は綺麗だった

会う度にいろんな表情を見せてくれる

もうオレは君以外考えられないよ。。。

『今日は満月ですね

　オミさんは月が好きなんですか？』

「うん、好きだな....」

『だから曲も月に関わるのが多いんですね

　今日のこの満月も

　オミさんのMVに出てきそうなぐらい

　キレイですね^^』

「確かに、キレイだね」

月を見上げてキレイだと言う

君から目が離せなかった

月明かりに照らされた君の横顔は

ホントに綺麗だった///