starlight (ページ45)

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『おはようございます^^』

「おはよう^^

　
　今日は配達が入ってるから

　その間、店番よろしくね！」

『はい！任せてください^^』

配達は午後からだから

それまで準備などをしていた時

「Aちゃんの彼氏ってお金待ち？？」

『え？どうしてですか？？』

「やっぱり男はお金を持ってる方が

　モテるのかなって思って。」

『店長はモテるじゃないですか^^』

「いやぁーこんな小さな花屋の店長ごときなんて

　かっこいい車に乗ってタワマンに住む、

　なんて夢の話だなと思って」

なぜかドキッとした....

まるで広臣くんの事を

言われてるような気がしたから。。。

まさかね。。。。

『お金持ちでかっこいい車に乗ってて

　タワマンに住んでるとか

　関係ないと思います。。

　世の中の恋人たちには

　その人に惹かれる何かがあるんだと思います』

「惹かれる何かね....

　Aちゃんはおれの事はどう思う？？」

『店長ですか？

　店長は優しくて素敵だと思いますよ^^』

「そっかぁ....

　なんかやる気でてきた！！

　ありがと^^」

『なんですか、それw

　今までやる気なかったんですか？？ww』

「いや、ますますやる気が出てきたって事！

　Aちゃん、容赦しないよw」

『なんか怖いんですけど；

　お手柔らかにお願いします。。。』

お花が大好きな店長は優しくて

顔もそこそこかっこよくて爽やかな人。

彼女がいたという話は聞いた事がないのだが

モテないはずがない！

実際、店長目当てで

店に来てくれるお客さんも少なくはない。

店長も惹かれ合う素敵な人が早く現れるといいな

その時はそんな事を思っていた。