starlight (ページ43)

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42.RYUJI side ページ43

臣が羨ましくなった。

Aちゃんにこんなに思われて。。。

臣はよく思わないだろうな・・・

俺がAちゃんと連絡取る事、、、

こうして2人っきりでいる事、、、

Aちゃんを抱きしめた事。。。

臣に対して裏切りかもしれない、、、

そう思うと胸が痛んだ。。。

『今日は本当にありがとうございました！

　
　あっ、今市さんはコーヒーは

　ブラックですか？カフェオレ派ですか？？』

「俺は・・・ぶらっく」

『よかったらこれ飲んで下さい^^

　さっきのコンビニで何も買わないのは

　失礼かと思いまして。。。』

そう言ってAちゃんは

ブラックの缶コーヒーを出した。

「ありがとう^^」

『いえ、こちらこそ

　ありがとうございました！！

　
　では、おやすみなさい^^』

彼女がマンションの中に

入っていくまで見送って缶コーヒーを開けた。

「にがっ」

いつもコーヒーは砂糖とミルクを入れて

ブラックはめったに飲まない。

久しぶりに飲んだブラックは

今までで一番苦く感じた。。。。

この時、臣に全て話しておけばよかった

全て話しておけばAちゃんは

あんな事にならなかったかもしれない。。

そして臣も....

悔やんでも悔やんでも悔やみきれない....