starlight (ページ41)

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40.RYUJI side ページ41

「オレって頼りにならないかな...」

「どうしたの？臣・・・」

「Aが何か悩んでるみたいなのに

　何も言ってくれない....」

不貞腐れたようにほっぺたを膨らまして

臣が呟いた。。。

男のくせになんでそんな可愛いんだよ！

そんなやり取りを臣としていた。。。

夜道を付けられるとか

めちゃくちゃ怖いヤツじゃん！！

もう大丈夫だと電話を切ろうとするAちゃんに

先日の臣とのやり取りを思い出したんだった。

「Aちゃん、頼ってよ」

『じゃあもう少しだけ、駅に着くまで

　お願いします。。。』

「ん？・・・やだw」

『え？？？』

「コンビニの外見て、、、

　車が止まってるでしょ？」

『今市さん！？』

「そんな危ないところ歩かせられないから

　送っていくよ！乗って^^」

気づいたら車のキーを持って

家を出ていたんだ。。。

『すいません；

　わざわざ送っていただいて//』

「Aちゃん、、、

　今日みたいな事って今まであった？」

彼女のマンションの前、

車を停めて気になる事を聞いてみた...

『！！、、、、

　大丈夫です！別に何かあった訳でもないし、

　さっきのも私の気のせいだと思いますし、

　私って自意識過剰かもしれませんw、、、』

「あったんだね。。。。」

Aちゃんの体は

少し震えているように感じた・・・

ギュッ

『い、今市さん！？？』

「怖かったね、、、」

俺はたまらず抱きしめていた。。。

『今市さんは温かいですね///』

！！！

ダメだ！！

これ以上は・・・

俺はそっと離して彼女を見た・・・

涙目になりながらも微笑む姿に

魅入ってしまった。。。