starlight (ページ38)

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今日は久しぶりの遅番だった。。

だいたいは店長が閉店業務をするのだが

稀に私も閉店業務をする時がある。。。

私は閉店時間にあわせて

少しずつ片付けをしていた、、、

その時に入って来た厳つい感じの男性

『いらっしゃいませ^^』

　・
　・
　・

「あの〜、、、これ・・・」

『はい！』

ん？

聞いた事のあるような声だなと思いながら

顔をみると・・・

『今市さん？？？』

「バレちゃいました？エヘッ//」

！？

ふにゃっと笑った今市さん、、、

それは不意打ちすぎるでしょ////

『声ですぐわかりましたよ///』

少し照れながらも

今市さんが差し出した手を見る

『これって、、、』

あの時のサシェ....

あまりにも項垂れてる様子が見ていられなくて

咄嗟に声をかけてしまった

要らぬお節介かと思ったが

少しでも気持ちを癒せるように

サシェを渡したんだった。。。

　・
　・
　・

「そんな事ない！」

大きな声で私のした事を正しかったと

必死に言ってくれる彼に思わず笑顔になった

『今市さんの力のなれたのならよかったです^^』

「それで、、香りが薄れてきたので

　新しいのが欲しいなって思って

　木村にAちゃんのお店を聞いて

　買いに来たんだ、、、、」

『あっ、それは非売品なんです；』

そんなに気に入ってくれたんだ、、、、

でも今は材料もない....

「そっかぁ...

　これがあるとぐっすり眠れて

　よかったんだけど、、、」

『・・・そしたら』

私はラベンダーの鉢植えを出して、

『これはどうですか？

　キレイなラベンダーが咲きますよ^^』

「鉢植え！？

　俺に咲かせられるかな....」

『愛して下さい』

「えっ？」

『今市さんが愛を持って
　
　この子を育ててくれたらこの子は必ず

　応えてくれますよ^^』