starlight (ページ25)

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24.RYUJI side ページ25

三代目のツアーの合間に

来年行われるソロツアーの打ち合わせ

「・・・・・・」

「まだまだ時間はありますし

　ゆっくり進めていきましょう」

「すみません、

　なかなか思うようにいかなくて。。。」

「大丈夫ですよ。

　今市さんの納得のいく物を作りましょう！！」

自分のスタジオから出てひと息

フロアの一角にあるカフェスペースで

臣のマネージャーにあった

「臣はソロの方順調？」

「あぁ楽曲の大体は

　出来上がってきてるみたいだな」

「で、今日はもう帰ったの？」

「なんか急いで帰って行ったよ

　女か？？？w」

「いいなぁ臣は、、、

　彼女が出来てから精神的に余裕が出来て

　うまい具合にいってる気がする」

「まぁ上手くいってたらいいんだが。。

　さっき、明日は休みだったのが

　急遽歌入れが入ったって伝えたんだが

　ちゃんと頭に入ってるか疑問だな」

「ははは、
　
　休み返上なら遅刻しても大目にみてあげてw」

「今市も明日は歌入れだから忘れんなよ」

「了解」

スタジオに戻ってもはかどる気がせず、、、、

「ちょっと走ってくるか、、、、」

近くにある公園をジョギングする事にした

まだそんなに遅くない夜の公園

ベンチに座って首を垂れる

「はぁ。。。」

深いため息しか出ない。。。。

『あの〜』

ヤバい；

気づかれた！？

「・・・・」

『大丈夫ですか？』

「え？」

『あっ、すみません

　すごくお疲れのようでしたので、、、、』

気づかれては、、、いない？・・・

心配そうに覗く彼女から綺麗な鈴の音が聞こえた

どこかで聞いた事のある音だな、、、

それがオレと彼女の初めての出会いだった。