22.ØMI said ページ22
「おはようございます」
「おはようございます、登坂さん」
「これ、差し入れ
みんなで食べて^^」
休暇をくれたマネージャーに
旅館で買った饅頭を渡す。
スケジュールを調整してくれた
感謝の気持ちを込めて^^
「ありがとうございます！
登坂さんは
休暇をリフレッシュされたみたいですね」
「おかげさまで、ゆっくり出来たよ」
「それはよかったです。。。」
「？？
何かあった？？」
「何かあった訳ではないんですが
今市さんが休暇期間も
スタジオに篭ってたみたいなので、、
少し心配で。。。」
前にも煮詰まってたな。。。
「ソロの楽曲上手くいってないの？」
「そのようです。。。」
「わかった、
オレからご飯にでも誘ってみるよ^^」
「よろしくお願いします」
ソロの事が決まってなくて
不安なのもわかるけど、、
明後日からはいよいよツアーが始まる
体調管理だけはしっかりしとかないと！！！
「今日の打ち合わせは以上！！
あとは現地行ってからの
最終チェックだけだから
この後は各自でトレーニングなりするように
解散！！」
直人さんの言葉で打ち合わせが終わると
オレは隆二をごはんに誘ってみた
「隆二、この後予定ある？
メシ行かね？？」
「、、、いいよ」
よく行く小料理屋の個室を予約して
男2人で飲み語る。
「さっきからなんか鈴のような
綺麗な音しない？」
「あっ、これかも」
Aとお揃いで買った水琴鈴を隆二に見せる
「何これ！？
めっちゃ綺麗な音するね」
「水琴鈴っていって持ってると
厄除けとかにもなってるらしい」
「へぇー、なんか癒される音だね」
隆二にAがみてたあの赤いのを
買ってくればよかったかな、、
いや、そうなると
オレ、A、隆二の3人のお揃いになる。。。
それはヤダ！！
「気にいったなら水琴鈴っていうから
ネットで調べてみたら^^」
「サンキュー、臣^^」
「隆二、
あんまり考え過ぎると
上手くいくものもいかなくなるよ！」
「そうだな。。。。」
「ツアーも始まるし」
「おう、
今は目の前のツアーに集中しないとな！！
今日はメシ誘ってくれてありがとね」
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作者名：アン | 作成日時：2023年12月9日 16時
