starlight (ページ17)

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今日も車でお迎え

またあのオムライス屋さんに行くのかな

「お待たせ」

『疲れてるのに車の運転、大丈夫？？』

「これぐらい平気だよ

　Aも仕事終わりで疲れてるだろ？

　少し遠出するから

　眠たくなったら寝てていいよ」

『どこに行くの？？』

「ついてからのお楽しみ🎵」

寝るなんて勿体無い！

って思ってたのに連勤続きだった私は

広臣くんの心地よい運転と

時折BGMに合わせて歌う広臣くんの優しい歌声に

夢の中に誘われていった。。。。

「A

　ついたよ^^」

『寝てた＞＜』

「可愛い寝顔だった^^

　はい、降りて」

ついた場所は

幻想的にライトアップされた

桜のトンネルを抜けた先にある

小さな旅館だった

『すごーい』

「ここは1組限定の旅館で

　たまたまキャンセルが出て空いてたんだ^^

　普通ならこんな桜のシーズンに

　なかなか予約取れないんだよ」

『素敵な場所に連れ来てくれてありがとう//』

玄関に入ると女将さんが出迎えてくれた

「ようこそお越しくださいました。

　お好きな浴衣をお選びください」

そこにはたくさんの浴衣が並べられていた

『素敵！！

　でもいっぱいありすぎて迷う〜』

「これなんていいんじゃない？」

広臣くんが選んでくれた浴衣は

藍色をベースに桜の花が咲き誇っていた

『まるでさっきみた夜桜みたいで

　すっごくキレイ』

「この桜がAの白い肌とあって

　似合うと思うよ」

『うん、これにする！！！』

「(ボソッ)すぐ脱がすけどね」

うん、

広臣くんが言った言葉は

聞かなかった事にしよう///

『露天風呂！！！』

通された部屋の奥には露天風呂が設置されていた

「あとでゆっくり入ろうね
　
　一緒に🎵」

『一緒に！？』

「1人で入るなんて寂しいじゃん」

『えっ、で、でも、、、、、』

「ほらご飯運ばれてきたよ、食べよ^^」