恋愛模様 (ページ6)

今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:950 hit

道枝駿佑ページ6

(はあ、なんか疲れたな)

嶋﨑「ねえ、ごめんね？ゆなちゃんのこと、止められなくて」

『あ、いやいいんだよ？ゆなちゃんも、いい子だし！」

嶋﨑「そっか、」

先生「ホームルーム始まるぞー」

・
・
・

嶋﨑「ねえまた屋上行くの？」

『んーどうしよう』

道枝「あ！いたいたAちゃーん！」

『え！？』

道枝「一緒にお昼食べよ」

『あ、はい！あ、いや、うん！』

道枝「笑笑どこ行く？屋上？」

『屋上が1番落ち着くかも、』

道枝「じゃあ屋上にしようか！ごめんなとあ」

嶋﨑「俺にはふうがいるし！」

『あ、じゃあね！』

嶋﨑「おう！」

-屋上-

道枝とたくさん話して仲良くなり、しばらく経った

3年生最後の1月

_屋上にて_

『もう、しゅんくん卒業だね』

道枝「そうだね、寂しくなるよ」

『卒業しちゃうの？笑笑』

道枝「しちゃうかなあ笑笑」

『卒業したらどうするの？』

道枝「俺はね就職するよ」

『そっかあ、卒業しても遊んでね』

道枝「寂しい話、やめよう？」

『そうだね、なに話そっか！』

道枝「うーん、じゃあ内緒にしてたこと話そうかな」

『え、なに！？』

道枝「実はね、知ってたの、Aが中学生の時から」

『え？』

道枝「あ、いや急で困るよね、ごめん」

『あの、えなんの話？』

道枝「Aちゃんが受験生のとき、ほらどこの受験受けるときもこのバスこの時間で使ってたでしょ？それで、Aちゃんのこと知ってて」

『そうなの、？』

道枝「名前とかは知らなかったし中学も知らないけど、いつも礼儀正しくて、子供とか、高齢者さんとか、妊婦さんとか？いろんな人に先譲ったり、運転手さんに必ずありがとうって言ってたらそういうの見てて、あの子すごくいい子だなとか」

『、あ、、』

道枝「あ！いやそのダメなことはダメってちゃんと注意してたりとか、すごい可愛いし素敵な子だなって思って、その」

『あの！ありがとう、すごい嬉しい！』

道枝「ほんと？いや、ごめん俺キモかったよね笑」

『Aも入学してすぐの5時間の日、グラウンドでサッカーしてるしゅんくんたち見てかっこいいなあって、思って』

道枝「そうなの？」

『そうだよ？とあが手伝ってくれてしゅんくんフォローしたの』

道枝「あのね、俺、Aちゃんかっこいいって思ってたよ？」

『Aのほうが』

道枝「え？」